東日本大震災から5年、阪神・淡路大震災を経験して思うこと。

東日本大震災から3月11日で5年を迎えました。

日本周辺における観測史上最大の地震で、震源域もおよそ10万k㎡と広く、
関東地方にまで大きな被害を出しました。
東北においては甚大な被害をもたらした津波。
津波の被害で東京電力福島第一原子力発電所が被災し、メルトダウンを起しました。
当時、出来事があまりにも大きすぎて実感がわかなかったのを覚えています。

ここで改めて、犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に、
ご遺族の皆様、そして今も尚続く被災地の復興再生にご尽力されている皆様の
ご健勝をお祈り申し上げます。

さて、さらにさかのぼること今から21年前の1995年1月17日、
阪神・淡路大震災を私は高校1年生の時に西宮の実家で経験しました。

住んでいた所は、細い道路が入り組んだ古い建物が多い地域で、
震災時には火災が発生した地区を除くと83.6%の全半壊で、市内で1番の倒壊率でした。

外に出ると、2階建てだった家が平屋になっていたり、
完全にぺしゃんこになり、道を塞いでいる家もありました。
そんな中、私の実家は倒壊を免れました。
両隣と裏の家は地震で傾き、実家にもたれかかった状態でした。
私の実家が完全に倒れてしまわなかったため、ぺしゃんこになるのを回避できたのです。

実家は古い家だったのですが、偶然にも震災の前年に水まわりを含め、
1階を「スケルトン」にするリフォームをしたため、倒壊を免れました。

リフォームする際に内装を取り除いて骨組みだけにし、傷んだ柱や梁を入れ替えて
構造体を強固で長持ちする造りにし、耐震性を高める工事をしたのです。

(※)「スケルトン」とは、建物を支える骨組み=構造躯体(柱・梁・床など)のこと。
これに対し、内装や設備部分のことは「インフィル」と言います。
構造体は自由に動かせませんが、内部の間仕切りや設備は自由に変更することができます。
耐震性を高めるリフォームのひとつとして、
建物を「スケルトン状態」にして平面計画をやり直す場合があり、
「スケルトンリフォーム」とも呼ばれています。

私の実家の風呂場は床下の土台や柱が腐っていたため、入れ替えを行いました。
台所もトールキャビネットタイプのキッチンで、壁面いっぱいに収納場所を設けた間取りでした。

もしこのリフォームをしていなかったら、寝ていた家は簡単に潰れて下敷きになり、
命を失っていたかも知れないと考えると恐ろしくなります。

そして今、建築にたずさわる職業に就き、
皆様にアドバイスができるようにもなりました。

もし、お家が木造家屋で築年数が経っているようでしたら、
浴室などの水まわりからリフォームされることをおすすめします。
湿気で構造体が傷みやすい場所だからです。
家族の命を守れる家であって欲しいと思います。

もうすぐ「桜前線」がやってきます。
桜咲く「花のみち」

桜が満開になった日の
宝塚大劇場に続く「花のみち」。
1924年(大正13年)に歌劇場が開場したおりに
できた道で1年中多くの人が行き交います。

最後に話は変わりますが、弊社のある宝塚市(関西)には「桜前線」があと10日ほどでやってきます。

東北地方にも新しい桜のつぼみができ、
満開になる「桜前線」は、やってきます。

桜咲く「花のみち」と「ベルサイユのばら」の銅像

「花のみち」の東側には宝塚歌劇の名作「ベルサイユのばら」の銅像が建っています。
桜の回廊を抜けた左手に大劇場があります。

 

 

 

 

 

 

きっと必ずや、再生復興が進み、
その「桜前線」を待ち遠しくなる日がやってきます。
そのことを信じ、少しでも早くそんな日が訪れることをお祈りいたします。

(本日のブログは、リフレ三和建設の前田 亮がお送りしました。)

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