「軒天（のきてん）」って、なんかてんぷらみたいな言い方みたいですが、住宅には屋根が外壁から外側に突き出している部分（軒）がありますね。その裏を「軒天」と言います。天は天井の省略です。ベランダの裏側も同じように「軒天」と言います。写真は今回張り替え工事をさせていただいたバルコニーの軒天です。

排水口からの漏水の影響で、傷んでしまった軒天です。まずは、お庭が工事で汚れないように養生シートで覆います。

古い天井板を丁寧に撤去します。

建物の構造が見えますね。腐ったり、老朽化した材料は取り替えます。
改修工事は「めくってみないと分からない」と言われる所以です。

場所をお借りして、修復に必要な資材を加工します。

動画がないのが残念ですが、手際よく、新しい軒天ボード張りました。
お庭の養生を始めて、軒天を張り替えて、清掃、片付けが完了するまで３時間半の作業でした。
軒天が長いと、雨水の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化を防ぐことにつながりますが、デザインなどの関係で軒天が短い住宅もよく見るようになりました。そうなると雨水や太陽光が当たりやすくなり、外壁の傷みも起こりやすくなるかもしれません。家のイメージにもつながる軒天や外壁の傷みが気になりだしたら、当社にご相談ください。

軒天や外壁の傷みは外からも見えやすいので、マスコミなどで注意喚起されていますが、いわゆる悪質な業者の説明には安易に乗らないようにご注意ください。

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