暮らしをひろげる「テラス囲い」
今回は、ご主人の「趣味の部屋を作りたい」というご要望にお応えして、ルーフデッキの下を利用して「テラス囲い」を作らせていただきました。
工事前はお庭であったところに…
アルミのフレームを使って囲いを作ります。
アルミのフレームは加工がしやすいので、複雑な形にも対応できます。
囲いが組めたら、床下の雑草対策のため、防草シートを張って砂利を敷きます。
建具を入れると部屋に変化していきます。
床はフローリングを貼ります。
造作で物入を作って、腰掛にもなる地袋を2台置きました。
ご主人の秘密基地(趣味の部屋)が完成しました。
植物のあるお庭も良いですが、雨を気にせずに趣味の時間を過ごせる空間も暮らしにゆとりをもたらします。
ところで、新しくできた部屋の写真を見て、「サンルームを作ったの?」と言った人もいましたが、今回は「サンルーム」ではなく「テラス囲い」です。
「サンルーム」とは、ガラス窓に覆われた庭先にせり出した空間のことです。天井にあたる部分もガラスで覆われているので「温室」のようなつくりです。「サンルーム」は建築基準に合うようにコンクリートで基礎をつくって設置しますので、「増築」に近い施工が必要です。
一方、今回施工させていただいた「テラス囲い」は、テラスとして販売されている製品の側面をガラスで囲ったものです。天井部はルーフデッキの下部になっていてガラス張りではありませんが、周囲はガラスで囲われており、開放的なスペースになっています。
日常を過ごす家の中でも少しだけ非日常的なスペースになります。家庭内「秘密基地」にはもってこいかも、です。
お住まいのちょっとしたリフォームや増改築のことでもなんなりとご相談ください。