築10年のRC住宅を購入!建物点検で不安解消!

他社で建築された築10年のRC住宅を購入され、建物検査予防処置の提案依頼をいただきました。
建物検査の結果、屋上の排水溝の周り一体に水溜りが出来ていることと、防水シートや排水金物の周りで「シール切れ(接着部の剥離)」や「浮き」が起きている部分が散見されました。

そこで、排水溝周りの勾配を修正して信頼性の高いシート防水で改修いたしました。
また、防犯性を高めるため、各階のサッシに面格子を取り付けました。
これで念願のRC住宅での安心・安全な生活が始まります!

 

施工前の状況

屋上の排水溝周りに水が溜まってしまっています。

防水シートのつなぎ目が切れてしまい、浮いてしまっています。

作業手順

01.元々貼ってあった防水シートをめくり、下地についた糊などの汚れ落とします。また、塗料の密着を良くするために傷をつけます。

 

02.ゴミを取り除き、ドレン(排水口)鋳物を撤去します。
03.新しいドレン鋳物を取り付けます。
04.新しい防水シートを接着剤を用いて貼ります。

※接着剤を用いる事で、強風による影響を受けにくくできます。

05.シーリング材を充填します。

※シーリング材:構造物の防水性や気密性を保持するために、継ぎ目や隙間に充填する材料

06.シーリング材充填完了。
07.劣化の要因となる紫外線から防水材を守る機能のある塗料(シルバートップ)を塗布して完了です。

 

 

リフォームデータ

築年数】 10年
【リフォーム箇所】 屋上、各階サッシ
【リフォーム期間】 1ヶ月
【物件概要】 RC造3階建て