間仕切の新設工事について

今回のブログは間仕切りの新設工事についての内容です。デイサービスにて間仕切り工事をさせて頂きました!

15年前に建築させていただいたお客様よりご相談を頂き、介護形態の変更に伴う間仕切替えとそれに合わせた、内装のリフレッシュ工事をさせて頂きました。

キッチンと共用スペースを仕切りたいというご要望です。

カウンター上部にも小窓を付けて仕切ります。

先ずは、新しく作る間仕切りに干渉するコンセントやスイッチを移動します。

コンセントを移動したので、冷蔵庫とカップボードを移動して間仕切り工事の準備ができました。

キッチンのサイドパネルを外して間仕切り壁を作ります。

この通路幅を確保したいので、壁は極力薄くとのご要望でした。20mmのLGS角スタットを芯にして両方からクロス下地合板で挟み込みます。

こんな感じで壁ができました!

周りの壁や天井を傷つけないように慎重に作業していきます。

この開口に引違いの建具を取り付けますが、壁が薄いのでそれに合わせて厚みが40㎜で納まる樹脂製の内窓を利用します。取り付けた建具の周りが奇麗におさまる様に先行してクロス貼りをします。

この建具、硝子では無くポリカーボネイドの板を使用しているので、すごく軽いです。使用目的によれば非常に良い商品だと思います。

流しの側面に水撥ね防止のパネルを張り付けて完成です!

続いて、リビングの畳スペースをフローリング敷きにします。ベットを設置する必要が出来たそうです。もともと、周りのフローリングとの段差の無い納まりなので、比較的簡単に作業が出来ました。

畳を撤去して、厚み調整と断熱の為、硬質のウレタンフォームを敷き付けます。

畳の下はこんな感じです。

床補強の為、耐水合板でウレタンフォームを押させて、その上から化粧フローリングを張って完成です。施設のお休みが無いので、利用者の皆さんにご協力頂きながら、二週に分けて3日間の工事で予定通り終わることが出来ました。

ご協力ありがとうございました!