夏の日差しを程よくカット
9月に入っても酷暑の日が続きますが、強い日差しをカットする「オーニング(Awning)」の取り換え工事をさせていただきました。
横文字をそのままカタカナにして商品名になった「オーニング」は可動式の布製の庇のようなもので、カフェなどで据え付けられているのをよく目にしますね。
この度の工事では、2階の広く大きなリビングに続くルーフバルコニーに設置された従来のオーニングを出幅の大きなものに交換します。そうすることで、窓からリビングへの直射日光の射し込みをさえぎり、より快適な環境になります。
まずは、既設品の撤去から。
電動開閉式なので、電源の仮撤去も行います。
右上の白い風車みたいなものが、風量センサーです。風が強くなるとセンサーが感知して、自動でオーニングを閉じてくれます。
取り付ける資材に長物が多く、屋内階段を利用して運び込めないので、外から荷揚げや荷下ろしをします。もちろん、梯子作業時の安全確保と周辺の養生は念入りに行います。
撤去の逆の要領で本体を取り付けていきます。
予め外壁には下地が仕込んでありますが、オーニングが開いた時には相当な負荷がかかるので、下地の入れ方には注意が必要です。(リフォームで取り付ける場合は、事前の十分な調査による検討が必要です。)
電源を復旧して、試運転と開閉角度の調整を行います。
ゆっくりとせり出していきます。
出幅を広げたお陰で、ゆったりとした日影が産まれました。
リビング内への日射の遮蔽も予定通りです。
今回の工事では持ち出し式の一連のオーニングで最大の横幅と出幅の物を使用されましたが、横幅は2連にすることも出来きます。また、キャンバスの色柄や性能は好みに合わせて選ぶことが出来ます。
酷暑の夏の室内環境を少しでも良くするため「オーニング」の設置をご検討されるのもいかがでしょうか。